日本の床屋さんが中国のローカル店に行くとどうなるのか <後編>

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前編からの続きです。

前編では前置きを長く書きすぎてしまいましたので、今回は結論からスパッと書いてしまいます。

中国のローカル美容室に、同業者である日本人の理容師がカットに行ったら、日本と同じように同業者だとバレてしまうのか、そして、どんな反応をされるのか。

今回の中国ローカル店の美容師さん、

(↓この方)

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は「あなたがお店に入ってきた瞬間すぐに分かりましたよ!」とのことで、すぐに見破られてしまいました。

ちょっと意外(゚o゚*)でした。

私の今のヘアスタイルが、

↓こういう感じに

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前髪の一部だけ明るく染めていて、ヒゲもはやしているので、こういう格好をしているのは上海でも同業者ぐらいだと推測したようです。

(後ろで忙しそうに走り回っているのは中国人スタイリストのジェリー君です)

そして、「どんな反応をするのか」については、その中国人ローカル美容師さんはとてもフレンドリーで、「お~やっぱりそうでしたか~。じゃあ、お互いに勉強したり協力しあいましょう!」という旨のことを言ってきてくれました。

「偵察にきやがったかこの野郎!」的な雰囲気は全く無く、最後には名刺交換までしました。

ということで結論は、

1.日本人理容師が中国ローカル美容室(中の上レベル程度の店)に行ったら同業者とバレる

2.同業者だと分かってもフレンドリーに対応してくれる

でした。

(1店舗のみのデータですが…)

ちなみに、カットはまた修正する羽目にならないよう「横と後ろだけ軽く刈り上げて下さい。上と前は切らなくていいです。」と注文したのですが、翌日ジェリーに「どこで切ったんですか?!後ろ、私が修正しますよ」とのことで、少々高めのカット料金の美容師さんでも、私たち日系のお店の中国人スタイリストの腕にはかないませんでした。

実は今回、中国ローカル店の刈り上げ技術が、絶対に日系店に勝てない理由を発見してしまいました。

それは、

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これらの鏡の前の台においてた道具一式にそのヒミツが隠されていました。

それについては、後日改めてブログにアップさせて頂きます!

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