タイトルをご覧になって、
「え?知ってるよ。」
と思われた方、
「別に興味ないけど?」
と思われた方は、これ以下の文は読み飛ばして頂いて大丈夫です。^^)
※以下、事情をご存じの方や興味がある方or上海情報マニアになりたい方のみお読み下さい~
私がホリデーインホテル店の店長だった時代からお越し頂いてたお客様、
そして、MISO China本店の老客户(lao3 ke4 hu4,古くからのお得意様)は、
「あれ?たしか本店には中国人の店長さんがいたよね??」
と思われたかと存じます。
その通りで、私が本店に移ってきたばかりの時には、オーウェン君が店長を務め、私はスタイリストとして勤務しておりました。
実は、私が移ってきた頃にオーウェンには新天地に旅立つ計画があり、
オーナーより、次期店長内定の旨を頂いていた為、本ブログのタイトルも「店長ブログ」のままにしておりました。
その後、春節後よりオーウェン元店長が新しいステージに旅立ち、私が正式に店長に就任致しました。
店長に就任したのは1ヶ月前でしたが、ホリデーイン時代の部下はアシスタントのジェリー君1名だったのに、突如として中国人美容師&ネイリスト計8人の管理者になり、どちらかというと楽観的な私もさすがに、「やっていけるだろうか…」「日本人がトップ?!罢工(ba4 gong1,ストライキ)だ!とか言って反旗を翻されたらどうしよう?」という不安が全く無かった訳ではありません。
その後1ヶ月経ち、新たに作ったルールや研修会にも皆素直に参加してくれ、なんだかイキイキと働いてくれてる様子が実感でき、新たな私色でまとまってきた感も出てきたので、改めて店長宣言をさせて頂きました。
実のところ、理容師や美容師は、基本的に「職人」で、必ずしも部下を持つのに適した性格ではありません。
色んな個性ある子たちを受け入れて管理したり、教育することが下手なので、
「見て覚えろ!」「やる気がないなら帰れ!」
ぐらいしか言えないのが昔からの常です。
実は私もどちらかというと、
「今まで苦労して習得したこの技術を、やる気の無い者に教えるつもりはない!」
と思いがちな性格でした。
それが、上海での中国人との生活のお陰で、改めて「人に完璧を求めちゃいけないんだなぁ」という悟りを得て、
とりあえず彼らの今の姿を受けとめて、0から教えていこうと思えるようになりました。
「教える」と言っても、まだそんなに高度なことではなく、突然お客さんの目の前でスマホをいじりはじめる新人スタッフに、それはダメだよ、と教えるところから始めています。^^;)
以前は自分の売上だけを追いかけてれば良かったところから、大人数の責任をもたなきゃいけなくなり、正直新たな悩みも出てきました。
日本じゃありえない部下の行動との闘いは追って本ブログで書かせて頂くとして、これも新たな経験だと思って頑張っております。
(あ、中国人部下をお持ちの悩める皆様、ぜひ悩み共有しましょう~^^)
ということで、まだまだ「これって日系美容室としてどうなん?!」とかご指摘される点もあるかもしれませんが、どうか今しばらくご容赦頂き、今後もご愛顧頂ければ非常に有り難く存じます。
m(__)m
どうぞ、よろしくお願いいたします。