いつの間にか上海生活10年目になっていました。
実は、この「年目」の使い方がよく分かっていなくて、私が2010年6月から上海に住み始めたので10年経った2020年6月に10年目かと思ってましたが、そうでは無くて、2019年6月から2020年5月までの1年間が「上海生活10年目」だったんですね。2020年6月になると「上海生活10周年」になるんですね。
知りませんでした(笑)
長年上海に住んで、色んな方に出会いましたが、ふと、こんなことはしない方がいいんだなと思いつくことがありましたので、ブログネタにしてみました。
「日本人がやっちゃ行けないこと」というタイトルをつけてみましたが、見ていて見苦しいというか、恥ずかしいというか、実は私自身の反省で、こういうことはしない方がいいなと思うことをシリーズ化してあげてみたいと思います。
今回は記念すべき第一回目です。
その1
「他の日本人の中国語を馬鹿にする」
時々これやってる人を見かけます。
例えば「A君の中国語の発音は何か変なんだよね〜。多分あれは日本語のカタカナを中国語に当てはめて発音しているから、日本人ぽい中国語なんだよ」
とか言って、人の中国語の発音の間違いを厳し〜く裁くのです。
そして、これを言っているご本人様が、中国人ネイティブ並みの中国語能力があるのなら、「そうですか、じゃあどうすれば綺麗な発音ができますか?」と聴きたくなりますが、
大抵の場合、そういう偉そうに人の中国語をバカにしている人の中国語は…..、
決して人のこと言える中国語レベルじゃないですwww(笑)
もう、そのままブーメランで戻ってくるレベルの日本語カタカナ発音してたりしますw
でも、なんでそのレベルで人のことをバカにしちゃうのか?
中国に住み始めてから、一生懸命勉強して生活に困らないような中国語レベルになってくると、色んなところで現地の中国人の人たちから「わぁ、あなたの中国語上手ね!」と褒められるようになります。よくある褒め方で「あぁ、台湾か中国の南方の人かと思ったわ」とか言われることもあります。完璧な普通語じゃないけど、南の方の訛りがある中国語みたいで、外国人だとは思わなかったわ、ということで、確かに言われると自分の中国語も成長したのかなと思えて嬉しいです。
それで、中には自分の中国語は相当上級レベルになったんだと錯覚してしまう方がいらっしゃるようなのです。
しかーし、
所詮そうやって褒められることがあったとしても、残念なことに大人になってから身につけた外国語なんて、ネイティブの発音からすると程遠いものな気がします。。
冷静に考えたら分かることで、自分自身も、日本語が話せる中国人に対して、実際には聞いてすぐに日本人じゃないと分かる発音をしてても、日本語すごく上手だね!と褒めることがあるし、もっと喜ばそうとして、最初日本人かと思ったよ!とか言ってしまうことがあると思います。
やはり実際には、本当に日本人レベルの日本語を話す中国人なんて、国籍は中国だけど家庭の事情で日本で育った等の特殊な環境にいたごく一部の中国人だけで、やはりどんだけ優秀な留学生でも、日本人と間違うレベルまではそう簡単にいけないですよね。
HSK6級に合格しても、中国語検定試験1級をとったとしても、大人になってから中国に住み始めて身につけた中国語なんて、所詮しばらく話せばネイティブじゃないとすぐバレるレベルなんだと思います。
同じ日本人が聞いても、日本人的な中国語だなぁ、と感じます。そういう日本人的中国語を喋っていながら、人の中国語をあれこれ言うのを見てると、こっちまで恥ずかしくなってきますw(笑)
自分の中国語レベルが上がってくると、人の中国語が気になってくるもんですが、所詮どんぐりの背比べ状態なんだと思い、あれこれ言いたくなる気持ちを抑えて、お互い気持ちよく上海生活を楽しみたいですね〜。
最近、Youtubeのリンクを貼るだけの手抜きブログが続いてましたが、
今回久々に真面目に文章書きました。
頭が疲れた…
(><)