七浦路（ちーぷーるー）に行って上海女性の心を鷲掴みにせよ！

上海に住んでる中国人に「服を買うならどこがいい？」と聞けば、

南京東路、新天地、ヤオハン、親指広場・・・

等の回答が返ってきます。

もし「じゃあ、安くで買えてオシャレな服も売ってるところは？」と聞くと、

七浦路！

という答えが高確率で返ってきます。

上海に長年住んでいる方は行かれたことがあるかもしれませんね。

私も以前に羽绒服(yu3 rong2 fu2,ダウンジャケット)を買いに行ったことがあり、最近暖かくなってきたので、通勤＆仕事中に着ることができる夹克(jia1 ke4,ジャケット)を一着買いたいと思い、久々に行ってみました。

七浦路一帯は昔から服飾市場として青空店舗でたくさんの服が売られていた地域で、2,000年頃からビルが立ち始め、丸ごと全部服ばかり売っている雑居ビル郡がならんでいます。

10代20代の中国人女子達の中には、特に服を買う必要がなくても時々フラッとここに遊びに来るという子達もいるようです。

地図上ではこのあたり↓

地下鉄10号線/12号線の天潼路駅降りてすぐの一帯です。

休日でたっぷり時間があれば、南京東路の歩行者天国をふらっと歩いたあと、そのまま北に向かって歩いて散歩するというのも良いかもしれません。

天潼路駅からであれば、駅から直通で雑居ビルに入ることもできます。

ビルの外観はこんな感じ↓

興旺国際服飾城、七浦聯富服飾市場、その他似たような名前のビルがいくつかあります。

中に入ると↓

店舗がぎっしりひしめいています。

仕事の制服やユニフォームもあります。

写真を撮り忘れましたが、財布やバッグ、アクセサリーなどを売っているゾーンもあります。

上の階に登っていくと↓

１階や地下に比べ、広めのスペースに少々高めの服が売られている店舗が入っています。

どのビルか忘れましたが、最上階にレストランゾーンがあるビルもあります。

今回、男性服専門店でこんな感じの服が展示してあるお店に入りました。

若い中国人男性が店長の、丁寧な対応をしてくれるお店でした。

この七浦路のお店は昔に比べればかなり減ったようではありますが、フロアによってはエスカレーターを降りたところから呼び込みの人達が寄ってきて「うちのお店においでよ！」「何を買うの？」「男性用の服あるよ！」とうるさく話しかけられます。

上海生活5年の私は事前に予防策をとって、イヤホンを装着して全く聞こえない＆全く中国語できない振りをして、無慈悲にもピクリとも目線をその人にも合わせず、既に目的のお店があるフリをしてスタスタと歩くようにしています。それでも10mぐらい横にならんで話しかけてきますが、反応してしまい「我不要！」と言うよりはるかに早く諦められるのが早くなります。

きっと「完全に存在を無視するなんて、なんて冷たい客なんだ！」と思われたことでしょう。^^;)

ただ、それも仕方がないことで、大抵そんな激しい呼び込みをしてくる人はファッションとは無縁そうなおばちゃんか押しの強そうなおっちゃんで、そういう人たちのお店に行くと、「これいくら？」と聞いた服か、お店が売りたい服だけを「いくらだったら買うんだ？！」としつこく「売りつけてくる」ので行きたくないのです。

なので、私の場合は同性の男性で、自分自身もオシャレを追求してそうで、綺麗な身なりをしている人がやってるお店を探して買うようにしています。そういうお店であれば、比較的気持ちよく買い物できます。

他のローカル店と同様、七浦路でも値引き交渉するのが基本です。

これも、習ったばかりの中国語を試したかったり、電卓を叩き合いながら交渉するのが好きだったり、帰るフリをして最大値引き価格を引き出すのが得意だったりする人であれば楽しく値引きしながら買い物できると思いますが、私の場合、

私「このジャケットいくら？」

店員「380元」

私の心の声（ありえね～。普通これ100元ぐらいでしょぅ。100元まで値引きするの面倒くさ～。。。）

と、冷めた境地に入ってしまっているので、必勝の戦略を開発して、値引き交渉が必要な服は買わないようにしています。

その必勝の戦略とは・・・、

実に簡単で、