だいぶ前に、モバイク乗ったらブレーキ効かなくて焦った話題をブログで書きましたが、
もっと危ない目にあった話をお客様から伺いましたので、紹介させていただきます。
親愛なる日本人駐在員様たちに情報共有して、安全な上海生活を過ごしていただけるようにと、ブログの話題にして書かせていただく許可をいただきました。
モバイク(日によってはOfo)を毎日の通勤で使っているOさん。
いつもの通勤路をモバイクで走っていました。上り坂に差し掛かった時、立ちこぎに切り替えたOさん。最初の1踏みで全体重を足に預けて思い切り踏み込んだ瞬間、予測不能なことが起こりました。「パチィーン!!」と、モバイクのチェーンが切れてしまったのです。
力を込めていた分、体が一回転する様な勢いで、前のめりに思いっきり転倒してしまいました。
その際、地面に手をついたのですが、全体重を手のひらの親指あたりで受け止める事になり、親指の骨が脱臼してしまいました。
ものすごい痛みとショックで転倒したまま数分間座り込んでしまいました。
その時には脱臼しているとは気づかず、痛みがやわらいだのち、熱血ワーカーのOさんは「出勤せねば!」と思い立ち、ダメになったモバイクをとりあえず歩道に停めようとしました。
すると、さっきまで近くで静かに傍観していた警備員みたいな人が、「こらこら!そこはモバイク駐車禁止だよ!」と言ってきたため、白線で囲まれたシェア自転車駐車場所までダメになったモバイクを押して、次のモバイクに乗り換えて出勤しました。
職場のみんなに迷惑をかけまいと、「大丈夫っす!へっちゃらです!」と笑顔で痛みをこらえながら働くOさん。
しかしどんどん腫れ上がってくる親指をみて心配した上司が「これは命令だ!仕事の事は気にせず、今すぐ病院に言ってこい」と優しい一言をかけてくれ、病院に行ったところ、ボルトで固定する手術が必要ということで、その場ですぐに入院する事になりました。
若さの力で手術後の回復も幸い早く、1週間後には職場に復帰することができました。
以上、Oさんのモバイク事故体験談でした。
シェア自転車に乗る際には、ブレーキが効くかどうか、チェーンが外れていないか等は乗る前にチェックできますが、走っている途中にどんな不具合が出るかは未知数なので、
1.立ちこぎしない
2.スピード出しすぎない
3.ペダルを思いっきり踏み込まない
という風にしたいですね!
以上