中国人から聞いてしまった衝撃の言葉 不景気で日本人のオシャレ度低下?

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最近いらっしゃった中国人女性のお客様から、こんな衝撃発言を聞いてしまいました。

『私、1980年代に初めて日本に行ったとき、あ~日本人ってオシャレで素敵!!って思ったけど、最近はそう思わなくなったわ。』

エッ・・・!?

彼女は上海人。日本人の旦那さんを持ち、レストラン経営もしていて、日本の美容室or当店でカットやヘアカラーをするオシャレ意識の高い女性です。

そんな彼女が、

「いくら服のファッションに気をつけてもヘアスタイルがダメだったら全部がダメになるわよね~。」

と、ヘアスタイルはオシャレの基本という前置きをしてから、上記の発言をしたのです。

中国人上海人美人美女chinese-beautiful-girl

※この写真はイメージです。記事とは関係ありません。(中国人女性のフリー素材を使用)

そんなことないでしょぅ~!

とも思いましたが、日本人はそう思っていなくても外国人の目から見てそう見えると言うのなら、なにか原因があるのかもしれません。

もし本当に今の日本人が約30年前よりヘアスタイルが良くなくなってオシャレに見えなくなってしまったというなら、それは日本の美容師及び理容師のレベルが低下したことが原因?!ということになりますが、実際には理美容の技術や提案力、カラー剤パーマ剤等の道具も進化してる筈なので、それは違うかなと。。

では、それ以外の原因は何かと考えてみると…、

80年代と言えば「バブル景気」の真っ只中で、皆さん余裕がある豊かな生活をされていたのだと思います。(私はまだ子供でその景気を実感することはできませんでしたが・・・^^)

そして、今ではかなり増えてきた10分1000円でカットする低料金店は当時まだ出てきてなかったので、当時の2〜3000円ぐらいの価格で男性であれば顔そりを含む良質なサービスをゆったりと受けていたかと思います。

(1000円カットの最大手は1995年創業)

そこで、これは私なりの見解で賛否両論あるかとは思いますが・・・^^)

その中国人から見て今の日本人がオシャレに見えなくなったのは、

今まだ景気があまり良くないので生活コストダウンのため髪は安くでそれなりに整えれば良いということで低料金カットに通う人が増えてきたことで、外国人から見た平均的日本人像がオシャレじゃなくなってしまった可能性が高いのではないかと考えるに至りました。

一応フォローを入れておきますと、1000円カットでカットするとダサくなると言っているのでは決してありません。

ただ、1000円カットの最大手HPには、こんな事が書かれています。

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新しいカットのご提案

1ヶ月で10~12mm程度伸びてしまう髪の毛。○○では、その伸びた分だけをカットすることにより、髪型を極端に変えることなく個性あるベストスタイルを維持するためのカットを提案しております。月に2回は是非ご利用ください。

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つまり、短時間カットと伸びた分を切ることに特化しているお店なので、周りに「あっ!この人オシャレ!」と思われるデザインのヘアスタイルを提案して提供するお店ではないということです。

繰り返しますが、決して1000円カットにいくとダサくなるとか言っている訳ではございません。

もしもいつの日か私が日本で働くことになるとして、1000円カット店に面接に行くことになった場合、たまたま面接官がこのブログを見ててブラックリストに入れられてしまい絶対採用してもらえないという事態にならないよう(笑)、1000円カット店が悪いなんて決して言いません。

今のニーズに応え、忙しいビジネスマンの為に短時間でカットをして、不況に優しい価格でサービスを提供することで、たくさんの方を満足させているので、非常に良い仕事をしていると思います。

お客様に感謝される仕事をしているからこそ、あんなに店舗も増えてるのだと思います。

ただ、「お客様を美しく、格好良くする」という点のプライオリティーが低い、もしくは無視されているという所は残念な点だと思います。

私としては、カットを規格化して早く安くする方向よりは、お客様の格好良さ・美しさを引き出す技術を提供することで美男美女を増やし、その為に日々技術やセンスの向上に励み、その分それに相応しい価格を頂戴するという方向で行きたいなと思っています。

ちなみに、その中国人女性に、日本人についてだけ言われるのも悔しいので、逆に中国人のファッションをみた時にどの様に見えるのかも聞いてみました。

面白いことに、私が感じていたのと同じ表現で言い表しました。

それは、『黒い』でした。

私も地下鉄とかの人が大勢いるところで歩いている人たちを見回していつも思っていたのが、

『なんか黒いなぁ~』

でした。

暗いの意味の黒という訳ではなく、黒系のアウター(ジャケットやダウン、コートとか)を着ている人が多いのです。なので、パッと見渡した時に、黒いなぁと感じるのです。もしかすると、同じように感じている方も多いのではないかなと思います。

彼女によれば、今の中国人が格好良いと思っている色が黒なのだそうです。それで皆好んで黒や黒に近い色の服を身に付けているそうです。そう言えば私の友人の日本人デザイナーさんも、今の中国人デザイナーは黒が好きと言っていました。

はっきり言ってしまえば、皆黒い服ばかり着ていてオシャレな感じがしないという結論でした。

まあ当然かなと。。。

「日本人が昔ほどオシャレじゃないって言われたって、中国には余裕で勝ってますからね!!」と言ってやりたい心境でした。^^;)

ちなみに、ヘアスタイルではなくファッションについてですが、こんな記事を見つけました。

アジアのファッション最先端の街は「中国上海」であることが判明! 世界ランク10位獲得 / 東京は11位で韓国ソウルは最下位の55位ロケットニュース24

米国データ調査会社「Global Language Monitor」という機関による「世界のファッション都市ランキング」では、東京が11位、上海が10位になっているそうです。この記者も書いていますが、「最近までパジャマ姿や上半身裸のおっちゃんが歩いてたじゃん!?」と思いましたが、高級ブランドのコレクションも上海の方が東京より速く入ったり、『H&M』なんかも実は上海の方が先にオープンしており、いつの間にか「パリの新作コレクションが翌週には上海で手に入る」と言われる都市になっているそうです。

まあ、でも都市別ではなく、日本vs中国で比べれば日本が圧勝のはず!ですよね、きっと。

とにかく、日本人が以前ほどオシャレじゃなくなったと言われるのは悔しいので、早く景気回復させてオシャレな人で溢れるようしたいですね☆彡

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